コードバン財布

コードバン財布のお手入れ

防水スプレーは使わない・クリームを塗りすぎない

  1. 【人気革ブランド】コードバン財布!
  2. コードバン財布のお手入れ不要のススメ【革風情を活かす】

コードバン財布のお手入れ不要のススメ


コードバン財布のお手入れ

これから”コードバン財布”を購入しようと考えている方、もしくはコードバン財布を初めて購入した方にとって、まず 気になるのが

*コードバン財布のお手入れ方法

ですよね。

せっかく、貴重&高価なCORDOVAN仕様の革財布を購入したのだから、大切に活用していきたいと考えるのは、自然なことと 思います。

しかし、ここで問題となるのが「お手入れ」を意識はしすぎてしまうあまり、CORDOVANならではの特徴・魅力を失わせてしまう人 が少なくないこと。

コードバン製品と向き合って、約20年の経験からおすすめしたいのが

*コードバン財布のお手入れはあまりしないこと

です。

ここでは、何故コードバン財布のお手入れをあまり行わない方が良いのか、その要因と最低限必要となるお手入れポイント をご紹介したいと思います。

目次

日常的なコードバン財布のお手入れとして行わない方が良い要素とは!?


コードバン財布のお手入れ

近年では、原皮の入手困難&価格高騰の影響もあって、生産数が激減していますが、CORDOVAN(コードバン)というと昔は 「革靴」が主力アイテムとなっていました。

それゆえに、”CORDOVANのお手入れ”に関しても、革靴にて必要だったメンテナンスが近年の「コードバン財布」に 印象付けられているものと感じています。

しかし、そもそも”革靴”は「雨に濡れること」「泥汚れなどが付着すること」を前提として、耐久性が求められるアイテム (コードバンの強度・耐久性が重要視)。

対して、”財布”の場合は、基本的に雨・泥などの付着は前提とはならず。コードバンならではの風合い・革風情が重要視され ています。

必然的に「お手入れ」に関する考え方も「靴」と「財布」では、大きく異なっているのです。

コードバン財布にて大切にすべきなのが「個性的な革風情」


コードバンの革風情

”コードバン財布”にて大切にすべき要素となるのが「CORDOVANならではの個性的な革風情」です。

現在、市場に流通しているCORDOVAN素材は下記4種類に大きく分類することができます。

●水染めコードバン
●オイルコードバン
●蝋引きコードバン
●ナチュラルコードバン

上記それぞれ革風情・革の特徴が大きく異なっています。

そんな革風情・革の特徴を維持することこそがコードバン財布のお手入れの目的となります。

そこで問題となるのが「革靴」にて必須となっていた下記お手入れ要素。

●防水スプレーの使用(塗布)
●クリームの活用(塗布)

通常時、上記お手入れは”財布”において不要となります。

「防水スプレー」が不要な理由


防水スプレー

確かに「水染めコードバン財布」などは、水付着に弱い革財布の中でも、特に水付着への弱さ を有した革財布となります。

しかし、そもそも ”財布”は基本的に雨に濡れるような状況下で使用するアイテムではありません。屋内にて、利用することが 前提となっています。

ゆえに、防水スプレーの必要性が無いのです。

そうなったときに、課題として浮き上がってくるのが「防水スプレーを使用することによる悪影響」です。

「水染めコードバン財布」においては

防水スプレーを使用したことによって、”シミ”が生じたり、水染めCORDOVANならではの輝かしい艶感が曇ってしまうことがあります。


「オイルコードバン財布」においては

革繊維内に含まれる天然オイルと防水スプレーが緩衝してしまうことで、「色変化」「色ムラ」が生じてしまうことが。


「蝋引きコードバン財布」においては

防水スプレーによって、蝋引きコードバンならではの特徴となる”ブルーム(天然蜜蝋が粉状に吹き出たもの)”が出なくなったり、 特有の艶が失われることに。


「ナチュラルコードバン財布」においては

防水スプレーによる不自然な「色ムラ」「シミ」が生じたり、ナチュラルコードバン特有の経年変化が阻害されることがあります。

上記のように、内容は違えど、コードバン財布特有の革風情が失われてしまう可能性があるということ。

防水スプレーは不要と考える大きな要因となっています。

「お手入れ用クリーム」が不要な理由


お手入れ用クリーム

基本的に革のお手入れ用クリームというのは、「革繊維内の水分を付加し、保つため(保湿)」に使われるもの。

・革の損傷(キズ、毛羽立ちなど)が目立ってきた時
・革が乾燥してきた時

の対処に使用するのが「お手入れ用クリーム」なのです。 ゆえに、平常時にはクリームを使う必要はありません。

平常時にクリームを使用しすぎてしまうことは、先ほど「防水スプレー」の項目の中で記した革風情の損失 に繋がることがあります。

平常時に心がけておきたい「お手入れ要素」とは!?


ブラシによる汚れ落とし

コードバン財布を活用する上で、平常時に心がけておきたい「お手入れ要素」「お手入れポイント」となるのが下記2要素です。

●水が付着したらすぐに拭き取ること
●革表面の汚れやほこりが目立ったら拭き取ること

特に「水の付着」に対しては、即拭き取ることはとても大切な対処となります。

外出時に”ティッシュ”を持ち歩いていれば、それで十分。雨で財布が濡れないように意識しておくことも忘れずに。

革表面の汚れやほこりを払う時には、”硬い繊維の布”だと革表面を傷つけてしまう可能性がありますので、コードバンに適した 「布クロス」「お手入れ用ブラシ」を使うことをおすすめします。

ポリッシングクロス(革用お手入れクロス)
ファインポリッシングブラシ(山羊毛 )

まとめ


コードバン財布を購入・使用する上で、基本的に平常時は「お手入れ」を意識する必要はありません。

「水(雨)が付着してしまったときに、即拭き取る」ことだけ、忘れなければそれで十分。

後は、財布を利用する機会が少なくなったときに、時折コードバン財布の状態をチェックして、必要に応じた お手入れをしていただければと思います。

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